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熱中症 握手で分かるの?

■2017/07/31 熱中症 握手で分かるの?
ネット配信毎日新聞医療プレミアより。

危ないときは、手が冷たくなっています。

『握手で分かる熱中症のサイン
鈴木敬子 / 毎日新聞 医療プレミア編集部

「史上最も暑い夏」の熱中症対策【前編】

 米航空宇宙局(NASA)の気象学者が今年5月、ツイッターで「2016年は史上最も暑い夏になる」と警告したことが話題になった。この指摘を裏付けるかのように、全国各地で連日、真夏日を記録し、熱中症とみられる症状で救急搬送される人が後を絶たない。総務省消防庁によると、7月18日から24日の1週間に熱中症で救急搬送された人は3798人(速報値)に上った。だが、熱中症はしっかりとした対策をとれば防げる病気だ。どのような対策が必要なのか。6月に横浜市中区で開かれた「熱中症 予防・対策セミナー」から報告する。

子どもや高齢者は「脱水症」に特に注意

 熱中症とは、高温多湿な環境下で体内の水や塩分のバランスが崩れ、体温の調整機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもることで起こる体調不良の総称。めまいや立ちくらみ、こむら返りなど軽度のものから、頭痛や吐き気、重症になると意識障害などが生じる。熱中症の初期は、体液が失われる「脱水症」が起こる。体液には水のほか、塩分などの電解質が含まれており、この電解質も同時に失われるのが脱水症だ。人の体は汗をかくことで体温を調節しているが、大量に発汗すると体液の喪失を防ぐため、発汗にストップをかける。すると体温が上昇し、さまざまな障害を引き起こす。また、私たちの体は発汗のほかに体の中心部で発生した熱を血液に伝え、皮膚の表面に血流を移動させて放熱しているが、体液が失われるとこうした熱の移動もスムーズにできなくなってしまう。したがって、脱水症を防ぎ、体液の量を一定に保つことがとても重要なのだ。

 特に子どもや高齢者は脱水状態になりやすいと言われている。子どもの場合、体重あたりの「不感蒸泄(じょうせつ)」の量が大人より多いためだ。不感蒸泄とは、呼気に含まれる水分と皮膚などから蒸発する水分を合わせたもので、汗は含まない。年齢によっては汗をかく機能や腎臓機能が未熟ということもある。また、体液のうち細胞に栄養素を供給したり、老廃物を運び出したりする働きをもつ細胞外液のほとんどを占める水分は日々入れ替わるが一定量を維持する。入れ替わる割合は成人では1日に7分の1程度なのに対し、子どもの場合は2分の1にも達する。そのため、水分の摂取量が減ったり下痢や嘔吐(おうと)を起こしたりすると脱水状態になりやすい。高齢者の場合も、体液をためるタンクの役割を果たす筋肉量が少ない▽食事や水分補給の量が減少している▽のどの渇きに気づきにくくなる−−といった特徴があるため、注意が必要だ。

原因不明の微熱と急激な体重減少は脱水症の確率が高い

 では、脱水状態になるとどのような症状が表れるのだろうか。講演した済生会横浜市東部病院(横浜市鶴見区)の谷口英喜医師は、「原因不明の微熱や急激な体重減少があったら、脱水症を疑う必要がある」と指摘している。脱水状態では37.0〜37.5度くらいの微熱が出やすい。特に高齢者は発熱の場合、肺炎などの心配はあるものの、そうそう病気に容易にはかからないので、原因不明の発熱があったらまずは水分補給をしてみるのが大切だという。また、夏場にしっかり体重が維持できているかどうかも脱水症のサインになる。1週間以内に4%を超える体重減少があったら、脱水状態なので要注意。体重が40kgなら1.6kg以上、50kgなら2.0kg以上、60kgなら2.4kg以上の減少が目安になる。



 脱水状態がさらに進行すると、以下のような方法で発見が可能なので、危険なサインとして覚えておくといい。

 (1)握手してみる:脱水状態になると、生きていく上で重要な臓器に血液が集まるため、手足などの血行が悪くなり、冷たくなってしまう。握手したときに手が冷たければ注意が必要だ。

 (2)舌を見せてもらう:脱水状態になると口の中の唾液が減少し、舌の表面も乾いてくる。

 (3)手の甲の皮膚をつまんでみる:皮膚にはたくさんの水分が含まれていて弾力性があるが、脱水症状態では水分が減り、弾力性も失われる。つまんでみて元に戻るのに3秒以上かかる場合は要注意。

 (4)親指の爪を押してみる:指先は血管が細いので、水分不足の変化が出やすい。押して赤みが戻るのに(3)と同様3秒以上かかるようだと脱水状態が疑われる。

 (5)高齢者の場合は脇の下の状態を確認する:通常、高齢者の脇の下には汗による潤いがある。子どものうちは手足など外部から見える部位から汗をかくが、年とともに汗腺が衰え、最後に機能が残るのは脇の下と額という。脱水状態になると汗が出なくなり、脇の下までもが乾燥してしまう。

「こまめな水分補給」の目安は1日8回

 脱水状態を防ぐための注意事項としてよく「こまめな水分補給が大切」と聞くが、具体的にはどのように水分を取ったらいいのか。谷口医師は「喉が渇く前に飲むのが理想的」としたうえで、1日8回を目安に以下のタイミングでの水分補給を勧めている。(1)起床時(2)朝食時(3)午前10時ごろ(4)昼食時(5)15時ごろ(6)夕食時(7)入浴前後(8)就寝前−−だ。特に就寝前は「夜間にトイレに行かなくて済むように」と水分を控えがちだ。しかし、脱水症が原因で脳梗塞(こうそく)や心筋梗塞が起こるケースもあり、夏場は深夜から朝にかけての救急搬送が多くなるという。そのため、就寝前の水分補給は重要だ。普段飲む飲料は基本的に、利尿作用の強いアルコール以外であればOKとしている。

規則正しい食生活が脱水予防につながる



 こまめな水分補給と同時に大事なのが、規則正しい食生活だ。私たちは1日に尿や不感蒸泄により約2.5Lの水分を体外に排出している。一方、飲料で摂取できるのは1.2L程度しかない。不足分は食べ物の水分と、食べ物が代謝されることで生まれる水分(代謝水)が体に入ることでバランスを取っている(図参照)。したがって、きちんと1日3食とることが脱水対策につながるのだ。谷口医師は「たとえば500mL入りペットボトル1本を飲んでも、ほとんど尿として体外に排出されてしまうが、カレーライスを1皿食べてもすぐに尿は出ない。食事から取った水分の方がゆっくり吸収され体に残りやすいため、日ごろからの食生活が大事」と強調する。 』

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