-
mixiチェック

熱中症 正しい知識を

■2017/06/14 熱中症 正しい知識を
ネット配信毎日新聞より。

誰にでも発症の危険があります。暑さに慣れることも大切です。

『<汗ばむ季節>熱中症の意外な誤解 正しい知識で予防を

 汗ばむような日が続き、夏が迫っていることを実感する季節になった。気温が高くなると、注意しなくてはならないのが熱中症だ。危険な発生場所や時間帯、治療法などについて、さまざまな情報があふれているが、間違った理解をしていないだろうか。帝京大医学部付属病院の三宅康史・高度救命救急センター長に熱中症の正しい知識について聞いた。【医療プレミア編集部・藤野基文】

 ◇危険な「時間帯」「場所」の誤解

 「熱中症には、いくつかの誤解がある」。三宅センター長は、そう指摘する。

 まず、熱中症になる危険のある時間帯だ。熱中症による死亡者の割合は昼間が6割で夜間が4割。このため、夜間も熱中症発症の危険が高いと思っている人が多い。しかし、治療を続けて最終的に夜間に死亡したというだけで、発症しているのはほとんどが昼間だ。

 二つ目の誤解は「場所」に関するものだ。発症場所の1位が居間、2位が寝室、3位がトイレとの統計があるため、それらが発症の危険性が高い場所だと思われている。しかし実際には、居間は生活時間が長いため自然と発症者が多くなり、寝室の発症が多いのも熱中症で体調が悪ければ横になって休む人が多いため。トイレも用を足している間の短時間で熱中症になることはなく、体調が悪くなり、トイレで吐いたり、座っていたりしていて、そのまま倒れてしまうだけだという。

 また、異常死体が出たときに解剖して死因を調べる東京都監察医務院によると、2010年7月17日~8月6日の熱中症での死亡者は、95.8%が住居内だった。家の中の方が熱中症のリスクが高いように思える。しかし、屋外で熱中症にかかって倒れた場合は、発見されて救急車で運ばれ、病院で死亡することが多い。このため死因がある程度調べられているので、監察医務院にはほとんど運ばれない。現実には若者の熱中症患者のほとんどがスポーツや肉体労働の最中に屋外で発症しており、高齢者が日常生活の中で発症するケースは屋内と屋外が半々だという。

 ◇高齢者と若者で異なるタイプ

 高齢者に多いのは、じっとしていて発症する「非労作性熱中症」。これは、1日だけ暑い日があっても発症することはない。熱波で昼も夜も暑く、室内の温度と湿度の高い日が続いた時に、徐々に進行して発症する。熱中症の死亡例のほとんどを占めるのがこのタイプだ。治療に時間がかかり、後遺症が残ることも多い。

 一方、若者に多いのが、スポーツや屋外での肉体労働によって発症する「労作性熱中症」だ。筋肉運動は大量の熱を作り出すが、暑い中で運動を続けると体外への熱の発散が追いつかなくなる。このタイプの死亡例は、スポーツや肉体労働を開始した初日の発生が圧倒的に多いという。暑さに体が慣れていないためで、1~2週間かけて徐々に軽い運動や肉体労働で体を慣らすことが重要だ。

 ◇応急処置はどうする?

 病院に運ばれてきて回復する熱中症患者の多くは、2日目には退院できるが、死亡する患者は、医師も全く手が出せない状態で運ばれてくるという。生死を左右するのは、体を冷やし平熱に戻るまでにかかった時間だ。短ければ回復しやすく、長いと回復が難しい。

 そこで重要なのが発症現場で行う応急処置だ。三宅センター長は、Fluid(水分補給)▽Icing(冷やす)▽Rest(安静にさせる)▽Emergency call(救急車を呼ぶ)--の四つを挙げる。覚え方は「FIRE」。ただし、行う順番は逆からで、まず救急車を呼び、患者を涼しい所に運んで服を緩めて安静にさせ、首や脇の下や太ももの付け根を冷やして、できれば水分補給をさせる。

 ◇条件がそろえば誰でも発症

 熱中症は三つの要素が重なると発症する。まず、高い気温や湿度、熱波、閉め切った室内などの「環境」。そして、下痢やインフルエンザでの脱水状態、二日酔いや寝不足の体調不良、持病などの「体」。そして、激しかったり慣れなかったりする運動、長時間の屋外作業、水分補給がしにくい状況などの「行動」だ。

 毎年6~9月に35万~40万人が医療機関で熱中症の診断を受けている。2010~14年のデータでみると、熱中症と診断された患者に占める入院患者数と死亡数の割合は、年々少しずつ下がる傾向にある。三宅センター長は「熱中症について啓発は進んできていると思われる。しかし熱中症で病院に運ばれてくる患者の多くが『まさか自分がかかるなんて。昨年は大丈夫だったのに』と話す。条件がそろえば誰でも発症する危険があることを忘れないでほしい」と注意を呼びかけている。』

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
☆「いいね!」や「ツイートする」ボタンより是非コメントやご感想をお願い致します☆
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
田中スポーツ医学研究所
http://t-sik.com/
メール会員はこちらから
http://t-sik.net/
(院の情報や健康情報を配信しております。)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
住所:静岡県浜松市中区城北1-2-6
TEL:053-479-5258
---------------------------------------------------------------------
Facebook:http://p.tl/s3Qx
Twitter:http://p.tl/FwQT
mixi:http://p.tl/Ybdz
ameblo:http://p.tl/aANL
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 
ページトップへ戻る

HOME 所長ご挨拶 治療内容 筋整復法 よくあるご質問 アクセス案内 お知らせ 所長のブログ